世界で最も古い地層が織りなす不思議な地形と植物たち!ルイボスリミテッド社の紹介②

ルイボスの産地である南アフリカ・西ケープ州にはテーブルマウンテンと呼ばれる頂が平らで不思議な形をした山があります。海抜は1000mを超え、切り立った険しい崖に囲まれている事から、遠くから見るとまるで大きなテーブルの様に見えます。南米・ギニアのテーブルマウンテンを題材にしたコナン・ドイルのSF小説『ロスト・ワールド』では、テーブルの上は恐竜の王国として描かれていました。テーブルマウンテンにはロープーウェイで誰でも簡単に登れます。足に自信のある方は絶景を眺めながら歩いて登れるトレッキングルートも整備されていますので、チャレンジされてはいかがでしょうか?麓から4-5時間の行程です。運が良ければケープハイラックスと呼ばれるモルモットを一回り大きくしたような可愛らしい野生動物に遭遇することも!

アフリカ大陸の最南端であるこの一帯は世界でも最も古い地層の一つで、これが侵食されて今の地形が形成されました。同じような形状の地形は西ケープ州にいくつか存在し、そこではアロエの原種の一つであるケープアロエや国花のプロテアなどここでしか見られない固有種の植物が数多く繁殖しています。ルイボスやハニーブッシュもそうした植物の一つです。これまで多くの人々が世界各地でルイボスの栽培を試みましたが、ことごとく失敗。ルイボスにとってこの土地は離れがたいふるさとのようです。